diff --git a/ChangeLog b/ChangeLog
index 5fe7f939bf77c8d3396618401c095c06aeff17d8..854a9af49f255d9a284350c8dd162da7018abb0e 100644
--- a/ChangeLog
+++ b/ChangeLog
@@ -1,3 +1,8 @@
+2006-04-04	Benedikt Meurer <benny@xfce.org>
+
+	* docs/manual/ja/Thunar.xml.in: Update the docbook version of the
+	  japanese user manual.
+
 2006-04-04	Benedikt Meurer <benny@xfce.org>
 
 	* po-doc/ja.po: Update japanese translations for the user manual,
diff --git a/docs/manual/ja/Thunar.xml.in b/docs/manual/ja/Thunar.xml.in
index 7f9d3d84f3a35c18c12ee63acda744db7554a788..820bcd74b8f4f4117b3755ec1abf314342943d92 100644
--- a/docs/manual/ja/Thunar.xml.in
+++ b/docs/manual/ja/Thunar.xml.in
@@ -42,9 +42,9 @@
   <sect1 id="intro">
     <title>@PACKAGE_NAME@ の紹介</title>
 
-    <para>Thunar は Xfce デスクトップ環境のために、軽快かつ手軽に使えるようゼロから設計されている、今風の新しいファイルマネージャーです。そのユーザーインターフェイスは簡潔かつ直観的で、紛らわしい、あるいは無駄なオプションは標準では一切組み込まれていません。素早く起動してフォルダの読み込みに対する感度も上々です。</para>
+    <para>Thunar は Xfce デスクトップ環境のために、素早く手軽に使えるようゼロから設計されている今風のファイルマネージャーです。ユーザーインターフェイスは簡潔かつ直観的です。紛らわしい、無駄なオプションは標準では一切組み込まれていません。起動時間も短く、フォルダの読み込みに対する感度も上々です。</para>
 
-    <para>その結果としてではありますが、ファイルマネージャー Thunar はあなたのファイルやアプリケーションのための統合された一つのアクセス拠点を提供します。以下の事柄が行うためにこのファイルマネージャーを利用することができます:</para>
+    <para>その結果としてではありますが、ファイルマネージャー Thunar はあなたのファイルやアプリケーションのための統合された一つのアクセス拠点を提供します。このファイルマネージャーを使って以下を行えます:</para>
 
     <itemizedlist>
       <listitem>フォルダおよび文書の作成。</listitem>
@@ -62,22 +62,22 @@
     <sect2 id="the-unix-file-system">
       <title>UNIX ファイルシステム</title>
 
-      <para>ファイルマネージャー Thunar は、基本的なファイルシステムの抽象的な些事を何の問題も無くこなしますので、利用者はこれらを気にする必要はありません。とは言いながら、全体像を掴むために基礎概念を理解しておくと、後々役立つ場合があります。この章では、UNIX ファイルシステムの概念を手短に紹介します。これは、今日における Linux を含むあらゆる UNIX の生まれ変わりで用いられています。</para>
+      <para>ファイルマネージャー Thunar は、基本的なファイルシステムの抽象的な些事を何の問題も無くこなしますので、利用者はこれらを気にする必要はありません。とは言いながら、全体像を掴むために基本概念を理解しておくと後々役立つ場合があります。この章では、UNIX ファイルシステムの概念を手短に紹介します。これは、今日における Linux を含むあらゆる UNIX の派生 OS で用いられています。</para>
 
       <sect3 id="folders-and-paths">
         <title>フォルダとパス</title>
 
         <para>UNIX ファイルシステムでは、全てのファルダは一つの最上位フォルダから下へ向かって枝分かれしながら配置されていきます、逆さになった樹木の構造を想像してみて下さい。この最上位にあるフォルダは<emphasis>ルートディレクトリ</emphasis> (<emphasis>ディレクトリ</emphasis>という用語は<emphasis>フォルダ</emphasis>の代わりによく使われます) と呼ばれ、Thunar では<guilabel>ファイルシステム</guilabel>として表示されます。つまり、ある地点に到達するまでフォルダからフォルダへとこの木構造を登って行きます、その後に目標とする場所に着くまでサブフォルダを下って行くのです。</para>
 
-        <para>この木構造でのファイルやフォルダの位置はその<emphasis>パス</emphasis>で記すことができます。このパスというのは、目標とするフォルダやファイルにたどり着くために通過していかなければいけないパスのリストで、最上部のフォルダから始まります。例えば、<filename role="directory">/home/luke</filename> は最上部フォルダのサブフォルダ <filename role="directory">home</filename> のサブフォルダ <filename role="directory">luke</filename> になります。<filename>/home/luke/myfile.txt</filename> はそのサブフォルダにある <filename>myfile.txt</filename> というファイルです。これらのパスの先頭にある <filename role="directory">/</filename> は最上部フォルダを表します。</para>
+        <para>この木構造でのファイルやフォルダの位置はその<emphasis>パス</emphasis>で記すことができます。このパスというのは、目標とするフォルダやファイルにたどり着くために通過していかなければいけないフォルダのリストで、最上部のフォルダから始まります。例えば、<filename role="directory">/home/luke</filename> は最上部フォルダのサブフォルダ <filename role="directory">home</filename> のサブフォルダ <filename role="directory">luke</filename> になります。<filename>/home/luke/myfile.txt</filename> はそのサブフォルダにある <filename>myfile.txt</filename> というファイルです。これらのパスの先頭にある <filename role="directory">/</filename> は最上部フォルダを表します。</para>
 
-        <para>すべての利用者が個人用のファイルや設定を保管するための個別のフォルダを持ちます。このフォルダは<emphasis>ホームディレクトリ</emphasis>と呼ばれ、Thunar では利用者のログイン名と共に特別なアイコンで表示されます。Windows で知られる<guilabel>マイファイル</guilabel>と似ています。それぞれの利用者の<emphasis>ホームディレクトリ</emphasis>は通常 <filename role="directory">/home</filename> の下にあります。例として上げると、ログイン名 <filename role="directory">luke</filename> のホームディレクトリは <filename role="directory">/home/luke</filename> になる一方、<filename role="directory">/home/jane</filename> はログイン名が <filename role="directory">jane</filename> のホームディレクトリになります。</para>
+        <para>すべての利用者が個人用のファイルや設定を保管するための個別のフォルダを持ちます。このフォルダは<emphasis>ホームディレクトリ</emphasis>と呼ばれ、Thunar では利用者のログイン名と共に特別なアイコンで表示されます。Windows で知られる<guilabel>マイファイル</guilabel>と似ています。それぞれの利用者の<emphasis>ホームディレクトリ</emphasis>は通常 <filename role="directory">/home</filename> の下にあります。例として上げると、ログイン名 <filename role="directory">luke</filename> のホームディレクトリは <filename role="directory">/home/luke</filename> になり、<filename role="directory">/home/jane</filename> はログイン名が <filename role="directory">jane</filename> のホームディレクトリになります。</para>
       </sect3>
 
       <sect3 id="file-types">
         <title>ファイルの種類</title>
 
-        <para>もう御存知かもしれませんが、UNIX ではあらゆるものがファイルとして取り扱われます。これは今日の UNIX システムに存在する物理的な存在に対しても当てはまります、実際の所、各種装置や周辺機器も特殊ファイルとして表されるのです。一見意味の無いように思われるかもしれませんが、これは UNIX の強味の一つでその語源でもあります。UNIX はシンプルなコアを何年にもわたって保守するだけでよいのに対して、他のオペレーティングシステムは新しいテクノロジーが紹介される度に、新しい概念を導入しなければなりませんでした。</para>
+        <para>もう御存知かもしれませんが、UNIX ではあらゆるものがファイルとして取り扱われます。UNIX システムを構成するほぼ全ての物体がそういう風に取り扱われると考えて差し支えありません。事実、各種装置や周辺機器も特殊ファイルとして表されます。一見意味の無いように思われるかもしれませんが、これは UNIX やその派生 OS の強味の一つです。UNIX はシンプルなコアを何年にもわたって保守するだけでよいのに対して、他のオペレーティングシステムは新しいテクノロジーが紹介される度に、新しい概念を導入しなければなりませんでした。</para>
 
         <para>UNIX ファイルシステムにおけるファイルの種類には、四つの重要なものがあります。</para>
 
@@ -146,6 +146,38 @@
         <member><guilabel>下</guilabel> - 現在のフォルダをリロードします</member>
       </simplelist>
     </sect3>
+
+    <sect3 id="faq-assign-keyboard-shortcuts">
+      <title>どのようにすれば異なるキーボードショートカットを割り当てられますか?</title>
+
+      <para>Thunar は GTK+ 標準のショートカット変更のやり方をサポートしていますので、ショートカットを割り当て直したいのでしたら、マウスを該当するメニューの上まで持っていって、そこで割り当てたいキーボードショートカットを押して下さい。</para>
+
+      <para>割り当てられているキーボードを削除するには、該当するメニュー項目上で<keycap>バックスペース</keycap>を押して下さい。</para>
+
+      <para>ショートカットが変更されないのであれば、GTK+ でこの機能を有効にする必要があります。これには三つのやり方があります:</para>
+
+      <itemizedlist>
+        <listitem>
+          <para>Xfce 4.3 かそれより新しいものを使っているのでしたら、<guilabel>インターフェイスの設定</guilabel>ダイアログで<guilabel>メニューのショートカットを変更可能にする</guilabel>を有効にして下さい。</para>
+        </listitem>
+
+        <listitem>
+          <para>GNOME を使用しているのでしたら、コントロール・センターの<guilabel>メニューとツールバー</guilabel>ダイアログで<guilabel>メニューのアクセラレータを編集可能にする</guilabel>を有効にして下さい。</para>
+        </listitem>
+
+        <listitem>
+          <para>それ以外であれば、ファイル <filename>~/.gtkrc-2.0</filename> (もし無ければ作成して下さい) に <screen>gtk-can-change-accels=1</screen> という一行を記述します。</para>
+        </listitem>
+      </itemizedlist>
+    </sect3>
+
+    <sect3 id="faq-store-keyboard-shortcuts">
+      <title>ショートカットは何処に保存されるのですか?</title>
+
+      <para>個人で変更したキーボードショートカットは GTK+ 標準のアクセラレーター・マップ形式で保存され、<filename>$XDG_CONFIG_HOME/Thunar/accels.scm</filename> に置かれます。<literal>;</literal> で始まる行はコメントです。このファイル形式についての詳細は GTK+ の文書を御覧下さい。</para>
+
+      <para>あなたがパッケージ作成者かシステム管理者で、Thunar の標準ショートカットとは異なる、システム全体の標準キーボード・ショートカットを設定したいのでしたら、<envar>$XDG_CONFIG_DIRS</envar> のどれか一つに <filename>Thunar/accels.scm</filename> を作ることができます。例えば、<filename role="directory">/etc/xdg</filename> (大抵の Linux ディストリビューションの標準) が <envar>$XDG_CONFIG_DIRS</envar> の一つになっているとすると、<filename>/etc/xdg/Thunar/accels.scm</filename> にシステム全体に適用される標準を設定することができます。こうすることで、Thunar は初回起動時にこのファイルからショートカットを読み込むことになります。</para>
+    </sect3>
   </sect1>